正確な注射抗がん剤調製をサポートしつつ、施行毎の調製記録を残します。
スタンドアロンという選択。
とにかく簡単に導入できます。
主な特長
スタンドアロン
今お使いの「安全キャビネット」に設置してすぐに使用できます。
上位システムの改造は不要です。(オプションで二次元バーコードを活用する場合は必要)
シンプルな操作
普段の調製工程に「重量測定」の工程が加わるだけです。
- 施行Noを表すバーコードを読取(最終容器に貼るラベルのバーコードなど)
- 最終容器を選択(輸液の場合はバーコード【※1】を、その他はプルダウンリストから選択)
- 空シリンジの重量測定
- バイアルまたはアンプル製剤のバーコード【※1】を使用本数分読取
- 希釈液のバーコード【※1】を読取
- 抗がん剤指示量(成分量)を入力
- 抗がん剤をシリンジに充填
(溶解が必要な製剤の場合は、抽出前に溶解ルーチン【※2】が入ります) - 抗がん剤充填済シリンジの重量測定
- 最終容器への抗がん剤注入(最終容器にシリンジが選択されている場合はスキップします)
- ラベル出力
【※1】「バーコード」:GS1データバー 調剤包装単位
【※2】「溶解ルーチン」:溶解液量を測定して、設定量の溶解液をバイアル製剤に注入する工程
出力ラベル
図1のような「調製記録」を施行毎に残します。
- 注射施行番号
- 調製日時
- 最終容器
- 抗がん剤名称
- 指示量(mg)
- 調製量(mg)
- 差異(%)
- 希釈液
- 捺印欄
- 患者ID【オプション対応】
- 患者氏名【オプション対応】

図1
装置概要
主要諸元
必要電源 | AC100V2KVA |
---|---|
本体設置寸法 (参考) |
300W×450D×450H(mm) |
設置方法に依存します
オプション
2次元バーコードによる自動入力
注射箋【※3】の注射施行毎に2次元バーコードを印字すると、「成分量」や「患者さん」情報などの入力が自動になります。
2次元バーコードの情報
施行No、抗がん剤GS1コード(調剤包装単位)、指示成分量(mg)、患者ID、患者氏名
【※3】「注射箋」:施行情報が記載される用紙で、施設により表現は異なる場合があります。
お客様対応
薬品素マスター
保証書に記載するお客様IDにより、最新の薬剤マスターデータを提供
既にお客様で入力されているデータはそのままに、最新の薬剤マスターを追加できます。
設置マニュアル
製品に添付されていますが、保証書に記載するお客様IDによりダウンロード可能です。
操作マニュアル
製品に添付されていますが、保証書に記載するお客様IDによりダウンロード可能です。