トレイライナーシステムの導入事例
「誠の精神に基づく、誠の医療の実践」を基本理念に、最先端の医療を提供する、高度救命救急センターを有する基幹病院として、岩手県、そして東北地方一帯の地域医療に永年、貢献されてきました。そんな岩手医科大学附属病院が2019年に移転、新しい病院として生まれ変わりました。シンプルかつシックなデザインで4看護単位を1フロアとし、広い敷地を活用したデザインとなっています。「患者にやさしい病院」をコンセプトとし、病床数1000床、手術室20室を有する国内でも最大級の病院規模を誇る施設で弊社のトレイライナーが利用されています。

現在、日本医療の直面している「少子高齢化」に伴う「労働人口の大幅減少」という課題に対し、トレイライナーは医療現場の労働力不足を解消、補うシステムとして大いに期待されています。
トレイライナーは「モノを運ぶという単純作業から病院スタッフを開放し、良質な医療の提供という本来業務に専念できる環境」を提供します。
ステーション数 | 20ステーション |
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搬送速度 | 水平:100m/min 垂直:30m/min |
搬送重量 | 約8Kg(搬送トレイ自重1.2kg含む) |
トレイ寸法 | 300mmD×400mmL×175mmH |
トレイは常時水平を維持し衝撃が少ない為、取扱いに配慮が必要な尿カップなどの搬送も可能となっております。またステーションではトレイを複数個一時保管できる棚を装備し「送り易さ」・「受取り易さ」を徹底的に追求しました。
そしてトレイに付属されている表示器により物品情報を一目で把握することが出来、医療インシデントを搬送の面から低減させるシステムとなっております。
用途
搬送物 | 薬剤、検体 等の臨時搬送 |
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概要
名称 | 岩手医科大学附属病院 |
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所在地 | 岩手県紫波郡矢巾町医大通2-1-1 |
病床数 | 1000床 |
階数 | 地上1~11階 |
開院 | 令和元年9月 |

